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【ナポレオン】人に話したくなる偉人の裏の顔

みなさん、こんにちは。

ナポレオンと聞くとどんな人をイメージしますか。フランス革命で頭角を表し、フランスの皇帝となった革命家ナポレオンについて触れてみます。

人々からは「英雄」と尊敬の眼差しを向けられるナポレオンですが、実際はどのような人物だったのでしょうか?

英雄の知られざる一面を紐解いてみましょう。

ナポレオンは幼い頃の貧しい暮らしの中苦労して勉学に励み、その後フランス革命で数々の 功績を上げ皇帝まで上り詰めました。

その連戦連勝ぶりは「12ヶ月に1ダースの勝利」「6日間で6戦連勝」などと絶賛を受け、世界を驚かせます。イギリスを除く全ヨーロッパをほぼ制圧するなど、英雄の代名詞としてナポレオンの名は歴史に刻まれています。

そんな勇敢なイメージを持たれるナポレオンですが、戦場を離れると英雄らしからぬ面もあったようです。

たとえば、ナポレオンと言えば誰もがイメージする肖像画。あの絵を画家に描いてもらう時ですら簡単にはいきませんでした。

ナポレオンはとにかくじっとしていられないのです。絵を描いてもらう間も、すぐに立ち上がったり向きを変えたりとせわしなく動いていました。

これではいけないと妻ジョセフィーヌは夫の為に考えます。

ジョセフィーヌは自分の膝にもたれかけさせたところナポレオンはすっかり落ち着き、じっくり絵を描いてもらうことができたのです。

ナポレオンの子供のような行動は他にもあります。

ジョセフィーヌはナポレオンより6つ年上でしたが、ナポレオンは夜寝る時にジョセフィーヌに本を読んでもらい寝かしつけられていました。

これでは夫婦ではなくまるで母と子。

また、食事も食べ方は汚く、デザートの後にメインディッシュを食べるなど順番も作法もめちゃくちゃで、まさに幼い小さい子供のようでした。

華々しい功績からは想像が付かないほどにプライベートでは子供のようなナポレオンでしたが、実際の幼少期はどうだったのでしょうか。

ナポレオンの幼少期

1769年、ナポレオンはコルシカ島のアジャクシオにおいて12人兄弟の4番目として生まれました。ナポレオンは父を早くに亡くしており、女手一つの貧しい家の育ちでした。

ナポレオンは小学生の頃、クラスで一番背が低くいじめられっ子でした。

フランス語は下手くそで、クラスメイトからはいつも笑われていたと言われています。クラスメイトの輪に入れずいつも一人ぼっちだったナポレオン。

一人で引きこもって夢想にふけったり、勉学に励むようになっていました。その結果、数学は天才的な成績を収め、地理・歴史もすらすらと覚えてしまったといいます。

ユダヤ人を大量虐殺したホロコーストで有名なアドルフ・ヒトラーは幼少期父親から虐待を受けていました。

ヒトラーの父はヒトラーを過剰なまでに支配し、鞭で叩くなどの暴行を加えていたようです。また、ウクライナ侵攻で世界を震撼させているウラジーミール・プーチンも貧しい家に生まれ、幼少期いじめにあっていたといいます。

どちらの独裁者も幼少期に暗い過去を抱えており、そのコンプレックスが潜在意識に影響しているとも言えます。

そして、幼少期の経験がその後の人生に影響している典型がナポレオンと言えるでしょう。

ナポレオンも貧しい幼少期を過ごし周りからはいじめられ、それを糧に勉学に励み軍人としての才能を開花させ英雄と言われるまでになりました。

最後に

ナポレオンの言葉に

「軍事学とは、与えられた諸地点にどのくらい兵力を投入するかを計算することである」

というものがあります。

彼がクラスのリーダー的存在で腕っぷしも強ければこんな計算は必要としていなかったでしょう。

ナポレオンも子供の頃にいじめられていなかったら軍事作戦における天才的なひらめきを見せてはいなかったかもしれません。

いかがでしたでしょうか。意外な一面が見えたかと思います。

それではまた。

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