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【ココ・シャネル】人に話したくなる偉人の裏の顔

みなさん、こんにちは。

今回ですが、誰もが知るブランド「シャネル」の創設者として有名なココ・シャネルを取り上げたいと思います。

華やかな世界に身を置き、シャネルを有名ブランドに押し上げた彼女の知られざる一面とはどのようなものだったのでしょうか?彼女の革命の歴史とともに深堀りしてみましょう。

彼女の歴史

シャネルのサクセスストーリーは1910年、恋人カペルの出資のもと27歳で帽子屋を開業した時から始まります。

帽子屋についてシャネル自身はとても乗り気でしたが、スポンサーのカペルを始め周囲の人々は全く期待していませんでした。しかしながらシャネルの考案した帽子は社交界でも評価が高く、飛ぶように売れました。

シャネルが売り出したのは「カノチエ帽」という男性帽子のようなシンプルなデザインのもので、女性らしさが求められた時代において目新しいアイテムでした。

シャネルが打ち出した斬新なアイデアは帽子だけには留まりません。下着や普段着などに使われているジャージ素材で、スカートやジャケットを作ったのです。

当時、女性はコルセットで身を固めとても窮屈な思いをしていました。

そこにシャネルの提案する動きやすい服装が選択肢に加わることにより、女性からの大きな支持を得ました。第一次世界大戦が起きると、負傷者を手当てしやすい服装として重宝されることにもなります。

他にもシャネルが提案した新しいスタイルがあります。

ある日、オペラを観に行くのにヘアセットに手こずったシャネルは突然はさみで三つ編みをばっさりと切ってしまいます。今でこそ珍しくないショートカットですが、首を丸出しにする髪型に当時の人は度肝を抜かれたと言います。

更に、まだ女性がズボンを穿くことへの拒絶感が強い1910年代に美しいデザインのパンツルックを広めたり、女性服としてはタブーだった黒色をファッションとして定着させたり、シャネルは新しい女性のスタイルを次々に提案していきました。

シャネルが提案した商品は、ファッションだけでなく女性のライフスタイルそのもの変革をもたらしました。シャネルは女性達を旧来の「女性らしさ」から解放し、女性の自由・自立を促したのです。

「私が創り出したものを全部知ることはできない。私は革命をした」

自分のアイデアを次々に具現化し、たった1人で革命を成し遂げたシャネル。そんなシャネルがそれほどまでに女性の自立にこだわるのには、華やかなサクセスストーリーからは知られざる理由がありました。

これが最大の黒歴史となります。

彼女の黒歴史

人は触れられたくない過去に直面した時、取る行動はおおよそ2つに大別されます。

  • 口を閉ざす
  • 嘘をつく

シャネルは黒歴史に触れたくなく、嘘をつきました。

それは彼女の母親のこと、生活力がないゆえに奔放な父に振り回され、最後は心労で倒れた母の姿を彼女はその目で見ていたからでした。シャネルの父は6人の子供の世話を全て妻に押し付け、妻は病気で他界しました。

この父親の存在が彼女の隠したい存在そのものだったのです。

その後、多くの子供を抱えて途方に暮れた父は親戚中を周りますが相手にされず、最終的にシャネル達を孤児院に預けます。

「お父さんがそのうちに大きな家を買って迎えに来てくれる」

孤児院に入った当初シャネルが友人達に口にしていた言葉ですが、彼女を孤児院に預けて以来、父親が孤児院を訪れる日はありませんでした。

そしてシャネルはこの孤児院時代のことを、後にインタビューで聞かれてもひた隠しにして話そうとはしませんでした。時には創作し、「親戚の家に預けられていた」と偽ったこともあります。

こういった過去の経験から男性に養ってもらうのではなく、女性が働いて自立する。そのことの大切さをシャネルは身をもって知っていたのです。

最後に

シャネルの母のように女性が満足に社会進出できなかった事例があったからこそ、女性の資産形成・資産運用は重要と言えるでしょう。現代の日本ではつみたてNISAやiDeCoなど投資を促す制度も確立しつつあります。

円安や世界的物価上昇など先行きが不安定な世の中、シャネルのように自立した生き方がこれからの女性にも必要と言えるでしょう。

それではまた。

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