みなさん、こんにちは。人によって性格というのはさまざまだと思います。そして投資も必要な資金が少額からスタート出来るものから、その反対に高額な商品、またハイリスク・ハイリターンやそのまた逆など、さまざまな商品があるので、自分の性格をもとに合う投資を見つけるのが良いです。今回は性格別でどの投資商品から始めるべきか、その理由と合わせて紹介したいと思います。

投資の5つの分類

まず投資については大きく5つに分類できます。

ここでは上記の詳細は割愛しますが、なんとなくのイメージはみなさまもあるかと思います。私は常にハイリスク・ハイリターンを求めるチャレンジャータイプです。そのため失敗も大きく、ただ懲りずに挑戦するという性格です。分かっているのですが、性格は変えられないですね。

性格の4つの分類

今回の性格は分かりやすく4つに分類しようと思います。

◎着々と積み上げる堅実な方

しっかり知識を蓄えながら堅実に投資を続けていきたい人が取り組むべき商品は、数万円から無理なく始めることができる「株式投資」です。理由としてはどこかの株を買おうとする際、景気や企業の業績をきちんと調査することで、着実に自身の知識を増やしながら投資の手腕を磨くことができるからです。入念に業界や企業調査をするほどリスクを減らすことができるでしょう。私はこの勉強や調査が出来ずにただ知り合いからおすすめの銘柄を買ってしまい、失敗しました。。。

◎負けたくないという心配性な方

石橋を叩いて渡らないと気がすまないという心配性な人はやはりリスクが少ない商品からはじめると、安心して投資を進めることが出来るでしょう。そうなると、おすすめなのが「債券」です。債券は、国家や公共団体、会社などが、事業に必要な資金を集めるために発行するものです。債券は毎年の利息と満期時の償還金がもらえるため、株式より安全な面がありローリスクとなります。その反面ハイリスク・ハイリターンで儲けたいという方には向かない投資法ですが、心配性な人が投資を始める選択肢としては良いかと思います。

◎結果とスピード重視なせっかちな方

スピードを重視し、かつ早く結果を求める方には最初におすすめなのが「FX」です。やっぱりそうか、と思われた方もいるかもしれません。せっかちという単語だけみるとあまり良いイメージがないと思いますが、強みは短期的に軌道修正することです。最低数万円あれば取引が可能であるFXの魅力は、24時間市場が開いているところです。つまり、その都度、軌道修正に対応できる方に向いています。その一方で、FXは為替レートの急激な変動により証拠金以上の損害を被ることもあるため注意が必要です。FXはこわいと思われてしまう要素ですね。

◎長い目で見れる温厚な方

いつも穏やかで温厚な人は、長い目で見て利益が生まれる投資に取り組むと良さそうです。そんな方には「不動産投資」がおすすめです。物件によっては初期投資が高額であることと、空室が出てしまうと賃料収入よりも物件の維持費のほうが高くなるというリスクは確かにありますが、利益回収率という観点で長期間安定が見込まれます。賃料が極端に半分になるなどなかなかないですよね。そのため、不動産投資は温厚な性格の人に向いている投資といえますね。

投資のリスクを減らすために

投資に100％安全というものはありません。絶対もありません、自己責任です。そのため自分の性格を知った上で、向いている投資商品をちゃんと選択し、それぞれの商品の特性とリスクを理解した上で投資をしていくことがやはり大切です。失敗から学ぶこともあるかもしれませんが、出来れば失敗はしたくないですよね。一方で、投資のやり方として最近よく聞く言葉に「分散投資」があります。分散投資は、1つの投資商品に多額の投資をするのではなく、複数の投資商品に投資するお金を分散させて投資する方法です。具体的には、株式投資、投資信託、債券、金などにそれぞれ投資をして、その中で1つの投資分野の配当がマイナスに陥った時でも、他の投資商品がそのマイナス分をプラス分の利益で全体としてカバーしていくという考えです。

このことから分散投資は、一部に投資した商品が貸し倒れになる時に投資したお金に対する損失を抑えることができます。分散投資をすればするほど、1つの分野への投資比率が減るため、リスクを低くすることができますが、管理方法をシンプルにしなければ、チェックするのに労力を消費するといったデメリットが発生します。そのため安全な投資を続けていく上では、自分のキャパシティの範囲内でいくつかの投資商品に取り組むことが良いでしょう。

出典　「投資の基本 ： 金融庁」

まとめ

投資は計画を練って自分に適した投資商品を選びましょう投資には本当にさまざまな種類があり、かつ投資する人の性格によっても向き不向きが分かれます。投資にまわせる資金（とくにこれが大事）や、いつまでにどのくらいのお金に増やしたいかという計画をしっかりと練った上で、自分に適した投資商品を選択しましょう！

それではまた。